高値預かりの本当の恐ろしさ
2025年12月05日
不動産の売却を考えたとき、
「できるだけ高く売りたい」
これは誰もが抱く当然の気持ちです。
その気持ちにつけ込むように、
相場よりも明らかに高い査定額を提示する不動産会社 が一定数存在します。
俗にいう「高値預かり」です。
もちろん、最終的に売り出し金額を決めるのは売主自身であり、売主の希望価格に罪はありません。
責められるべきは、売れる見込みが薄いと分かっていながら、媒介契約を取るためだけに高値をふっかける業者の姿勢です。
しかし高値預かりの問題点は、それだけでは終わりません。
実は、
そのマンションの他の部屋や周辺の不動産所有者にも迷惑がかかる
ということをご存じでしょうか。
これは業界のプロとして、どうしても伝えたい重要なポイントです。
■ 高値預かりは売れ残るだけでは終わらない
高値預かりをされた物件は、ほぼ間違いなく長期化します。
数ヶ月経っても問い合わせはほとんど来ず、値下げを繰り返し、やがて買主から売れ残り物件のレッテルを貼られていきます。
ここまでは、多くの売主が「高値預かり=売れない」というイメージを持っているため、まだ理解されやすい部分です。
しかし、本当に厄介なのはここからです。
■ 高値で売り出されている物件は周囲の売主の判断にも影響する
マンション内に1件でも相場とかけ離れた高値売出しがあると、その情報を見た別の所有者がこう考えることがあります。
「同じマンションで高値で出している部屋があるなら、私の部屋も安く売る必要はないはずだ。」
しかしこれは、売却現場では非常に危険な考え方です。
相場とは、過去の成約データや市場動向から決まるものであり、
売れていない高値物件は相場とは言いません。
ところが、ネット上に高値の情報が表示され続けると、売却を検討している他の所有者が判断を誤ってしまう。
その結果、市場全体に“売れない高値物件”が増えていくのです。
これはまさに、
周辺エリアを巻き込んだ悪循環(迷惑) が生まれてしまう瞬間です。
■ 実際にラビタルが経験した「共倒れ」のケース
あるマンションの所有者から査定依頼がありました。
その方は、同じマンション内で相場よりかなり高い金額で売り出されている部屋を見て、こう言われました。
「他の部屋があの価格で出ているなら、私もそれに近い額で売りたいです。」
私たちは、その高値物件が売れていないからこそ高値で残っているという事実を丁寧にお伝えし、市場相場はもっと低いことを説明しました。
それでも売主は、
「じゃあ、あの部屋より少しだけ安くして売り出したい」
と希望され、その金額で売りに出すことになりました。
「売れなければすぐ相場まで下げましょう」と約束した上でのスタートでしたが、やはり予想どおり問い合わせはほとんどありません。
数ヶ月後、私たちから値下げのご提案をしましたが、売主はこう言います。
「でも他の部屋もまだ売れていないし、安売りしたくありません。」
その結果どうなったか。
もちろん、どちらの部屋も売れません。
どちらも市場から見放され、完全な共倒れ です。
売れない高値売出しがひとつあるだけで、同じマンションの別の部屋の売却判断に影響を与え、結果として二つとも売れなくなる。
これが、高値預かりの最も深刻な弊害です。
■ 高値預かりは売主と近隣所有者の両方を不幸にする
高値預かりは、
・売主が売れない
・周辺の売主も判断を誤る
・市場に売れ残り物件が増える
・マンション全体の価値イメージが落ちる
という、誰も得をしない悪循環を生みます。
売り出し価格を決めるのは売主ですが、その判断を狂わせる根拠のない高値査定をする業者こそ責められるべき存在です。
ラビタルでは、媒介取得のために高すぎる提示をすることは絶対にありません。
売主様の事情で高めに設定する場合でも、
「売れる見込み」と「価格調整のタイミング」
この二つを必ず明確にします。
高値預かりは、売主が悪いわけではありません。責めるべきは、売れないと分かっていながら高値を提示する業者です。
しかしその影響は、売主一人の問題では終わらず、マンション内や近隣の所有者にまで及び、最悪の場合、市場全体の停滞と共倒れを引き起こします。
売却の成功に必要なのは、
「希望を叶えるための現実的で正確な価格設定」
ラビタルは全スタッフが宅建士、売買歴10年以上。
実際の売れ行きデータに基づいた根拠のある価格を提示し、売主様の資産を守るために誠実にご提案いたします。
🏢 ラビタルについて
沖縄の不動産売買専門会社 ラビタル
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✔ スタッフ全員 宅地建物取引士
✔ 不動産売買歴10年以上
✔ 空き家再生診断士・任意売却取引主任者も在籍
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