相続した不動産をどうする?選択肢を比較
2025年02月10日
相続した不動産をどうするべきか、迷われている方は少なくありません。
「親が住んでいた家をそのままにしている」「維持するには費用がかかるが、どうしたらいいかわからない」といったお悩みをよくお聞きします。
私たちは、沖縄県内の不動産売買専門店として10年以上の実績を持つスタッフが、お客様の大切な不動産の最適な活用方法をご提案いたします。
また、当社には「空き家再生診断士」の資格を持つスタッフが3人在籍しており、空き家の管理・活用に関する視点も踏まえてアドバイスが可能です。
今回は、相続した不動産の扱い方として、「売却」と「維持」の2つの選択肢について、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。
1. まずは相続不動産の現状を把握しよう
相続した不動産をどうするかを考える前に、まずは「この不動産がどのような状態にあるか」を確認しましょう。
(1)よくある相続不動産の状況
✔ 遠方に住んでいるため、管理が難しい
✔ 固定資産税や維持費の負担が気になる
✔ 兄弟姉妹と共有名義になっていて、処分方法を決められない
✔ しばらく住む予定はないが、売却していいのか迷っている
このような場合、維持することで発生するリスクや費用を十分に理解したうえで、適切な判断をすることが大切です。
2. 維持する場合に考慮すべきリスク
相続した不動産を「とりあえず残しておく」という選択肢を考える方も多いですが、実際には維持には大きな負担がかかることが少なくありません。
(1)固定資産税と維持コスト
不動産を所有し続ける限り、固定資産税は毎年発生します。さらに、
• 老朽化が進むと修繕費用(屋根・外壁・シロアリ対策など)が必要
• 空き家のままでは管理費がかかる(庭木の手入れ、防犯対策など)
• 水道・電気・ガスの基本料金などのランニングコストが発生
特に沖縄の温暖な気候では、湿気や台風による劣化が早く進むため、適切な管理が欠かせません。
(2)空き家のリスク
✔ 建物の劣化が進み、最終的に解体が必要になる可能性
✔ 空き巣や不法侵入などの防犯リスク
✔ 管理が行き届かないと、「※特定空き家」に指定され、固定資産税が増加
実際に、「売ろうと思ったときには傷みが激しくなり、価値が下がってしまった」というケースも少なくありません。
私たちは、「空き家再生診断士」としての視点も交えながら、不動産の状態や将来的なリスクについて具体的なアドバイスが可能です。
「本当に維持し続けることができるのか?」を冷静に考えたうえで、売却の選択肢も視野に入れておくことをおすすめします。
※「特定空き家」とは、適切に管理されていないことで周囲に悪影響を及ぼすと判断された空き家のことで、「空家等対策特別措置法」に基づき、市町村が判断・指定するものです。
特定空き家に指定されるとどうなる?
• 固定資産税の軽減措置(1/6に減額される特例)が適用外となり、税額が最大6倍に増加
• 行政から改善指導や勧告を受ける
• 最終的に命令が出されると、所有者負担で強制撤去(解体)される場合がある
沖縄のような台風の多い地域では、屋根や外壁の劣化が進みやすく、放置すれば早期に特定空き家に指定されるリスクが高くなります。適切な管理ができない場合は、維持し続けるよりも売却を検討するほうが賢明な選択となるかもしれません。
3. 売却するメリットとは?
「維持するのは難しそうだけど、本当に売ってしまっていいのだろうか?」と迷われる方も多いかもしれません。
しかし、売却には次のような大きなメリットがあります。
(1)現金化で資産を有効活用できる
• まとまった現金が手に入るため、相続人同士で公平に分けることができる
• 売却資金を老後資金や投資に活用できる
• 他の不動産購入の資金として使える
(2)管理や維持費の負担がゼロになる
• 固定資産税、修繕費、管理費が不要になり、金銭的な負担がなくなる
• 遠方に住んでいる場合でも、管理の手間がなくなる
(3)今の市場なら高値売却が可能
沖縄の不動産市場は、移住者の増加や観光需要の高まりにより安定した価格で推移しています。特に、
✔ 都市部(那覇市・浦添市・宜野湾市など)では住宅需要が高い
✔ リゾートエリア(恩納村・名護市など)では投資目的の買い手が多い
「売るなら今がチャンス」と言える状況が続いているため、市場が活発なうちに売却を検討することが、資産価値を最大化するカギとなります。
4. 売却の流れと進め方
「売却を検討したいけど、何から始めればいいの?」という方へ、簡単な流れをご紹介します。
(1)まずは無料査定を依頼
• 不動産会社に依頼し、現在の市場価値を確認しましょう。
• 私たちは沖縄県内の売買専門店として、地域ごとの市場動向を踏まえた査定を提供しています。
(2)売却方法を決定
• できるだけ高く売りたい → 仲介売却(買い手を見つけて市場価格で売却)
• 早く売りたい → 買取(不動産会社が直接購入)
(3)売却活動を開始
不動産会社と契約を結び、販売活動を進めます。内覧対応や契約手続きをサポートしますので、安心してお任せください。
5. まとめ
✔ 管理の手間やコストを考えると、売却は合理的な選択肢
✔ 今の市場なら、好条件で売却できる可能性が高い
✔ 「空き家再生診断士」の視点も踏まえて、最適な売却プランをご提案
まずは「今売ったらいくらになるのか?」を知るところから始めませんか?
沖縄県内の不動産売却を専門とするプロが、無料査定と売却プランをご提案いたします。
お気軽にご相談ください!
*******************
株式会社ラビタル
沖縄県宜野湾市上原1丁目23-11
TEL:098-988-4139
FAX:050-3730-7664
MAIL:info@rabitale.co.jp
■不動産売買専門
■リフォーム工事
■全スタッフ宅建士
■ファイナンシャルプランナー在籍
■空家再生診断士在籍
■任意売却取扱主任者在籍
*******************